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サルバノ、グラス・プロダクション

Salvano - Glass Act


http://jp.youtube.com/user/MagicOfGeorgeDiamond

ポーランドのマジシャン、サルバノ(Salvano)のグラス・プロダクションのマジックです。Youtube投稿者のコメントにあるように、サルバノはこの手順で世界的に有名なマジシャンとなったそうです。サムチップのレクチャービデオでも有名ですね。
少し前にFISM2000ではガラショーに出演し、NHKでも彼の演技が放送されてましたよね。私はそのとき初めて見たのですが、落ち着いて貫禄ある演技にすっかり魅了されてしまいました。

ただ、今回調べたらサルバノ師は2006年に既に亡くなられていたようで本当に残念です。
MagicTimes News Archives - April 17, 2006
享年76歳、まだまだ現役で活躍してるかと思ってました。上の映像のステージは、2002年4月4日にフランスの番組、『Le plus grand Cabaret du Monde』に出演したときのものっぽいです。72歳でこの演技、実に凄いです。
セルビアのキャバレーで演じていただけあって、ほんとのキャバレーマジックって感じですよね。


手順
・シルクの中から液体入りグラス出し
・牛乳入りグラス出現、ミルクこぼすと白シルクに変化
・シルクからグラス
・カードファンプロダクション
・ファンを投げ上げるとシルクに変化
・シルクからグラス
・大きいハンカチの中からシルクとボトル
・ハンカチの中からグラスとミルク入りグラス
・ミルクのグラス間の移動
・牛乳をシルクに変える
・シルクからグラス
・グラスを投げ上げるとシルクになってフィニッシュ
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アーサー・トレース、キャンパス・マニピュレーション

DCA Productions - Americas Choice in Entertainment Presents...arthur trace


http://jp.youtube.com/user/nizer3


アメリカのマジシャン、アーサー・トレース(Arthur Trace)のビリヤードボールとカードのマニピュレーションです。
未完成の抽象画(現代アート?)のキャンパスから、四つ玉を取り出しカラーチェンジをしたり、色つきカードで色をつけたりし、人物画を完成させるという手順。
この演技でFISM2006のマニピュレーション部門第3位を獲得しました。ビリヤードボールの速回しは圧巻ですね。


手順
・キャンパスの円い模様からビリヤードボールを取り出し、マニピュレーション。一個回しが早い
・カラチェンし、もう一個取り出し2個回し、カラチェン
・3個目、4個目と取り出しそれぞれ一つずつカラチェン
・色球をキャンパスに戻し、絵に色をつける。円の模様から絵の具をはみ出させる演出がにくい。
・ペンキを服に塗ってカード出現
・一枚出しのカードプロダクション
・途中で色がつき、ファンカードにしてキャンパスに色をつける。
・ペンキから噴水カードでさらにキャンパスにカードの形の色が塗られる
・キャンパスの線が動き、かけてたメガネをキャンパスに写し、人物画の現代アートが完成してフィニッシュ

公式サイト
Arthur Trace - Corporate Entertainment / College Magic Show / Los Angeles Magician

ザビエル・タピアス、ゴミが集まって動き出すリサイクル・ロボット

Magia robotica


http://jp.youtube.com/user/vcopola


スペインのマジシャン、ザビエル・タピアス(Xavier Tapias)のリサイクルロボットの演技です。公園のベンチに座る一人の男性。周りにはゴミが散乱していてそれを嘆く。突如思いついたようにゴミをくっつけ始める。呼応したようにゴミ同士が惹かれあうようにくっついていき、次第に人の形に。そして出来上がった人形はゆっくりと動き出す・・・、というエコ・メッセージの強いファンタジー世界を実現したステージです。
調べたらFISM2006にも出てたんですね。
こういう無機物に生命を宿らせるマジックというのは、見ていて神秘的で厳かな雰囲気を感じてしまいます。

公式サイト
Xavier Tapias: La nueva forma de entender la Magia

ピーター・ピッチフォード、カード・シンブル・四つ玉のマニピュレーション

Peter Pitchford Stage Manipulation


http://jp.youtube.com/user/peterpitchford79


アメリカのピーター・ピッチフォード氏によるカードとシンブル(Thimble:裁縫のときなどに使う指抜き、手品用はプラスチック製)とビリヤードボールのマニピュレーションです。
Youtubeで投稿されるマジック動画でシンブルマニピュレーションは珍しいので、ここではシンブルを紹介。
3cm弱の長さのシンブルを指先で出したり消したりするマジックですが、いくつだしても小さすぎてステージ栄えしないので、大きなステージでシンブルを手順に入れる人はプロではほとんどいないと思います。
代わりに、日本では学生マジシャン(大学の奇術部サークルなど)の間でシンブルマニピュレーションが盛んです。4本パームのようなシンブル演者にしか不思議じゃない技術や、東北大の奇術部で開発されたジャンボシンブルやマンモスシンブルなど道具の小ささを克服する技術など、独自の発展を遂げています。ガラパゴスマジックのひとつですね。
このピッチフォード氏の演技も、カメラが近いのでサロン的な観客が近い中規模ステージっぽさを感じます。シンブル手順も基本的な手順で、簡潔に終わらせてますね。表情豊かにコミカルな演技をするのもプロならでは。途中高度な技術を入れてるところが小憎たらしいwやっぱりプロはうまいなぁ


手順
・ハットで遊びつつカードマニピュレーション
・ミリオンカード→ファンカード→カードロール、手袋の指がとれたのくっつく、手袋脱ぐと筒シルク
・シンブル一本手順→カラチェン→8本出し
・四つ玉、バルーン膨らませて玉出す。
・一つずつ増やして4つに、一つずつ消して全部なくなってフィニッシュ

公式サイト
Magic by Manipulation - Peter Pitchford, Magician, Illusionist, Prestidigitation, Philadelphia

ビクター・ヴォイトコ、フライング・リンキングリング

FISM Prize-winner act.Flying Rings.


http://jp.youtube.com/user/magicvv


ウクライナのマジシャン、ビクター・ボイトコの宙に浮くリンキングリング、フローティング・リングの演技。FISM94横浜大会でも賞を獲得した手順です。
ボイトコはフローティングマジック(浮かせるマジック)に定評があるマジシャンなんですが、初めて見たときは、ほんとにびっくらこきました。スライハンドであるリングの演技を、浮かせながらするなんて思いもよりませんでした。しかも金属製のリングの光沢がキラキラ光って、暗い照明によく合って、幻想的な空間を作り出してるんですよね。この演技がテレビ放映されてから全国のアマチュアマジシャンの発表会でやたらリングが浮いてたとか・・・(^^;
古典マジックを見事な演出で蘇らせた素晴らしいステージです。


手順
・傘持って登場。捨て箱に刺し、傘沈む
・リング出現、
・リング浮かせながら2個手順
重ねたリングを持って片方をゆっくりと落としてつなげるところが好き
・捨て箱から一つ手に取り、リング3個手順
最後3連リングの回転がきれい
・3個背中手に持ち、投げ消して、帯シルクに変える
・傘を持ち、傘カラチェン黒→白、マント、シルクハットを被ってる。
何故か急に明るい曲に代わってヴォイトコ弾けてフィニッシュ。

公式サイト
Viktor Voitko : Magic Shop, Artist

ヴォロニン、シュールで凄いコメディマジックショー

LE PLUS GRAND CABARET DU MONDE - Voronin - magie comique


http://jp.youtube.com/user/patricksebastien

ウクライナ?のマジシャン、ヴォロニン(Voronin、ボロニンか?)の紹介です。コミカルなステージが得意。
コメディマジックというと、マジシャンがマジックを失敗しながら、マジックに言いように操られながらステージが進んでいく、というパターンが王道ですが、ヴォロニンもその王道を真正面からいってます。
しかし彼の場合はあくまでマジシャンとしての矜持を持って、面白いんだけど凄いと言わせるマジックをやりぬくんですね。
勲章をやたらひけらかす冴えない表情のおっさんが、淡々とした音楽にのせて、いくつもの失敗がありつつも、あくまでマイペースを貫き通すヴォロニンが素敵で笑っちゃいます。やる気のなさそうに撒く紙ふぶきも面白い。ヴォロニンの世界観はシュールな笑いを誘いつつ、最初は控えめな笑いも最後には大爆笑。見事に嵌っちゃいました。
手順としては、体の前に大きな布を広げて、いろいろ出したり動かしたりするマジックがメインで進められるんですが、このマジックってコメディと非常に相性がいいですよね。
トリック的には古典的なものなんですが、最後の浮くところなんかはすごっく不思議でした(演出が面白くて不思議さは感じませんでしたがw)。
下の動画は、少し古めの映像で、ヴォロニンのフル手順っぽくなってます。笑いの演出もいろいろ違いますね。

Magie,comedy ukrainien-Voronin

http://jp.youtube.com/user/Mikka2007

公式サイト
Voronin~Master of magic

ビリヤードボール、ネタばらし動画

Magie Décalée


http://jp.youtube.com/user/Dextera35


今回は、ビリヤードボールマニピュレーションのネタばらし動画を紹介します。
いくつか当ブログでも紹介してきましたが、どうやってやってるのか知りたかった人には朗報です。

といっても、ネタばらしをさらにネタにしたコメディ動画なんですがw
ああいう目に見えないすばやく動ける黒子がいたらマジシャンはほんとに重宝するでしょうねw
[タグ] 四つ玉 コメディ

ヴィック&ファブリーニ、ロボット漫才マジック

Vik and Fabrini Original act


http://jp.youtube.com/user/fabrinich

ブラジルのマジシャンコンビ、ヴィック&ファブリーニ(Vik & Fabrini)です。2人の掛け合いでコメディマジックをするコンビはナポレオンズを筆頭に、たくさんいますが、今回は片方がマネキンロボットになってます。
ロボットを抱えて登場してくるところから、ふたりのアクションと間の取り方ですごく笑わせてくれます。
そして見事なロボットのボケ具合と、突っ込み?の相方の一生懸命マジックを成功させようとする様がなんとも面白く、マジックが成功したときは、思わず拍手をしてしまいます。
ロボットマジックはマイクマイケルズを紹介しましたが、また違う面白さがあるショーです。


手順
・ロボットを抱えて登場
・水と新聞紙
・口玉
・口からテープ
・音楽テープが調子悪くなり曲がゆるむ
・ダヴパンでインコの模型だす。
・ロボットの空気がなくなり空気入れてフィニッシュ

公式サイト
VIK & FABRINI

マイク・マイケル、メカニカルマジシャンズ・ステージ

Human Robot


http://jp.youtube.com/user/TvojtatkoKF

ラスベガスで活躍しているマイク・マイケル(Mike・Michaels、マイク・マイケルズ?後ろにsがつくのかよく分からない)の演技です。自身がロボットになってマジックを行うステージで有名で、2005年には静岡大道芸ワールドカップにも来て盛り上げてくれました。
ロボットをモチーフにしたマジックは数あれど、マイク・マイケルの世界は全て機械仕掛けになってるのがいいですよね。もう、最後まで人間なのか人形なのか分からない。
機械が動く効果音に的確に合わせて行われるマジック、舞台装置が適度に機械化されていて、ロボットマジシャンの演出を強調しています。目が離せなくなる演技です。
下にマイクマイケルのロボットパフォーマンスの最初期と思われるステージがありますが、今と全然違いますね。試行錯誤してできた結果の演技と名声なんでしょうね。最近のステージでは足がバネになったり、もうなんでもありですw
あっ、顔の蓋を開けたところで、「ウォーズマン!」と叫ぶのはお約束ですから。


手順
・胸に花飛んでくる
・煙草浮かす。
・歯がとれる
・ドライバー頭にさす
・顔と体のふたが開く
・エマージェンシーでカーテン閉まると、皮膚がとれたロボットに早替わり
・もう一回カーテンが閉まり、修理されたマイクマイケルが出てきてフィニッシュ

こちらはマイクマイケルズの若いときのパフォーマンスですかね。テレビ用に簡潔にまとめてあります。普通にダヴプロしたかと思いきや、まさか鳩まで機械仕掛けになってるとは恐れ入ります。
Mechanical Magican Magic Magie Zaubern Trick Illusion 魔術 幻術

http://jp.youtube.com/user/KhonCanHua
手順
・ロボットマイム
・ハットを円盤にして体の周囲をブーメラン
・ハットを元に戻して花束出す
・シルクが地面から飛び出し、生きた鳩をシルク出し
・鳩が壊れる、蓋を開けて分解
・ドライバーで閉めて、鳩生き返る
・マジシャンの調子が悪くなり、顔と体の蓋を開ける
・溶接して元にもどってフィニッシュ

公式サイト
Mike Michaels

Oğuz Engin、ビリヤードボール&カードマニピュレーション

oguz engin manipulation



ドイツのマジシャン、Oğuz Engin(オーガス・エンギン?)のカードと四つ玉を使ったマニピュレーションマジックの演技です。
ノリがよくて、魅せられる演技です。ビリヤードボールを何かに見立てるのは難しい、というのは何度か書いてきましたが、この演技は見事なアクロバットで解決してます。まさか、ボールをギターに見立てるとは思わなかった。でも、ちゃんとギターの音とシンクロしてるって分かりますよね。指の動きを見て思いついたんでしょうか。四つ玉が新たな楽器に生まれ変わってます。
カード手順のほうは、あまり冒険してない手順ですが親父キャラでいい味出してると思います。Youtubeのコメント欄で「The new JEFF MC BRIDE!!!!!!!!!!! 」「Jeff McBride-2」というのがあって笑ったw。皆厳しいなぁ。カード飛ばしすると皆ジェフになるのか。


手順
・ギターケース持って登場
・ケースから赤ボール
・ボールをギターの早弾きに見立てて一個回しして、魅せる
・ボールの投げ消し、ギター音に合わせる
・緑シルクだし、ボールを拭くと緑にカラチェン、その後2つに
・両手で一個回し
・黄色にカラチェン、ボール3個に
・青に投げカラチェン、ボール4個に
・両手で2個回し
・カード手順、小さくなるカード、最後ジャンボカード
・投げ消し、一枚連続出し、カードをシルクに変える
・シルク使って一枚出し
・カード飛ばしでフィニッシュ

本人のMySpace
MySpace Video - oguz engin さんの動画チャンネル & ビデオクリップ

マイケル・スザニエル、マッド・オペラシンガー・コメディ

Mikael SZANYIEL


http://jp.youtube.com/user/Magicomika


フランスのマジシャン、マイケル・スザニエル(Mikael Szanyiel)による、「おかしなオペラ歌手(mad Opera-singer)」のコミカルなステージです。
その勢いに圧倒されて、最後まで抱腹絶倒間違いなし。この演技はFISM2006ではコメディ賞を受賞しました。
最初から最後まで音響を巧に活かしたボケで笑わせつつ、ところどころでマジックの不思議な現象がポイントとして入り、見事にマッチしてました。何回も出てくる蝶ネクタイなんかが最高に面白いです。


手順
・楽譜が一人でに飛んでく
・歌おうとするとマイクが嫌がる
・口臭スプレーが蝶ネクタイに。
・歌ってるときにソプラノ歌手が邪魔。マイクをマシンガンに
・マイクヘッドのスポンジでミリオン、変わるたびに歌声が変わる
・胸ポケットから連シルク、最後パンツ。マイクがヘアブラシに
・マイクが動き出して押さえるも舞台袖に逃げる
・蝶ネクタイが出てくる。マイクヘッドが心臓の音を拾う
・楽譜をめくるたびに歌チェンジ、次第に楽譜を破りめくったと思いきや変なものが出てくる(フランスパン・ハット・靴)
・帽子の帯のカラチェン
・ムーンウォークでマイケル
・楽譜を破って飛ばしながら蝶ネクタイが突然出てくる
・蝶ネクタイの一枚出しミリオン
・楽譜の噴水カード飛ばしでフィニッシュ

アル・カーシー、マッド・サイエンティスト・アル・カーシー

Magie,Illusion,Surprise


http://jp.youtube.com/user/Mikka2007


フランスのマジシャン、アル・カーシー(Al Carthy、アル・ケーシーと覚えてた・・・)のホラー映画仕立てのステージです。
昔NHKで放送された『世界のマジックショー』などにも出てましたよね。
マッドサイエンティスト(狂った科学者)の博士が人造人間フランケンシュタインを作り完成させたが、しかし・・・。という、最後にどんでん返しもあるステージです。後味の悪い終わり方が余計に印象強い演技にしています。
ロボットをテーマにしたステージは、マイク・マイケルヴィック&ファブリーニと紹介しましたが、それらとはまた違ったアプローチでモチーフを掘り下げた作品となっています。映画的なストーリーがあるステージといえば、ティナ・レナートがいますが正反対ですねw


手順
・人造人間の上半身を運ぶ博士、上半身を台に乗せる
・下半身をくっつけ、電気のスイッチを入れると、ロボットが動き出す。
・ロボット、階段を上って、ありえないくらい斜めに。
・ロボットが博士を襲って、首をもぎ取る。実は博士もロボットだった・・・(イリュージョンの現象としては人体消失となるのかな。引田天功の『動く人造人間』のイリュージョンみたいな現象ですね)

ローレンス・ゴードン、リンキング・リング

Linking Rings by LAWRENS GODON




ローレンス・ゴードン氏のリンキングリングのステージです。見たところプロモみたいな映像ですね。映画監督と同姓同名だからスペル変えたのかしら。
検索したところ、ジャグラーとしてのほうがネットでは有名みたい。コンタクトジャグリング凄いです。

で、こちらはリングマジック。主に金属製の輪を鎖みたいに繋げたり、外したりするマジックで、リンキング・リングやチャイニーズ・リングと呼ばれています。3つのリングを使うのが一般的。この演技は一般的・・・でもないけど基本の技術を美しく魅せる演技ですね。ひとつひとつの動きに個性が感じられます。今まで培ってきたものがあるんだろうなぁ。

リングの回し方がすごく滑らかで好きです。注目してください。さすがコンタクト・ジャグラー。

Buka、絶唱カードマニピュレーション

Buka-Card Manipulation




ロシアのマジシャン、ブッカ(Buka)のカードマニピュレーションの演技です。YouTubeで初めて見ました。(なのでロシアのマジシャンというのもYOUTUBE情報です。)
とても面白いので是非ご覧ください。
出てくるのは胡散臭そうな普通の?おじいさん。カードマニピュレーションというと、若いマジシャンの登竜門的なマジックでポップでかっこいい音楽に合わせて演じる、またはクラシック音楽に乗せるというのが一般的でもあるのですが、BGMも一切なし。すると突然おじいさんは、陽気に歌いだし、カードマニピュレーションを始める。それも酷い音痴だ(YOUTUBEコメントに歌声のダメだしが多かったのが笑ったw)。しかし、そのマジックには隙が一切ない。見事なマニピュレーションコメディです。
おじいさんおコメディマジックというと、マギー四郎を思い出すんですが、やってることは違えど、同じくらいの味わい深さがありますね。最小限の動きとトリックで、ここまでの手順を作り出すんですから、やっぱり年の功なんですかね。
こんな素敵なマジシャンに出会えるなんてYoutube最高!


手順
・登場して笛を吹き、声の音あわせ。
・バッチをつけて歌いだす(何のバッチ?)
・ここからずっと歌いながら、あらため、一枚出し、バニッシュ、などを小気味よい動きで繰り返す
・木の葉パーム、口からカード、ファンの腕貫通(←ピーター・マービーもやってましたね)、口から耳へカード貫通など。
・カードが小さいボールに(ビリヤードボール・四つ玉より小さい)
・帽子にボール捨てて、底から出すミリオン
・ボールを4つに増やす
・いつの間にか4つから一つに。
・帽子にボールを入れるとネックレスがいくつもでてくる。
・ネックレスを手の中で丸めると、全て消えてフィニッシュ

テンペスト&コティー、二人羽織ステージ

Magic Magie Zaubern Trick Illusion 8 魔術 幻術




スイス出身のマジシャン、テンペスト&コティーのコンビでマジックするステージです。20年近く前のNHKの「世界のマジックショー」で演技を見て、当時その斬新さに驚きときめいたものです。友達と二人でコンビくんでやってみたりw。YouTubeでフル手順を見られるとは思わなかった。
調べてみたら「- MISDIRECTION (ミスディレクション) -」さんのblogで、テンペストというのが、あのマルコ・テンペスト(Marco Tempest)と知ってびっくり。全然気付かなかった。マルコ・テンペストとは数年前もNHKで単独番組が作られたので知ってる方も多いと思いますが、最新の映像機器などデジタル機器を駆使したデジタルマジックで有名なマジシャンですね。紙飛行機の手順なんかが有名です。
手順はシルク→四つ玉→新聞紙→ゾンビボールと、基本的なマジックを全て二人でロボットダンス?を交えながら行います。やっぱりリズムがいいですね。最初こそコティーが前で演技してますが、メイン部分はテンペストメインで演じてますね。テンペスト主導のコンビだったんでしょうかね。途中、中国の千手観音だったり、エグザイルダンスだったりを思い浮かべてしまいますwやっぱりマジシャンはダンスが上手くないといけないのかな。
今ではこの手順はもう演じられていないようなのが残念。


手順
・コティー前でフィックルでのファイヤーマジック、火の移動
・火から赤シルク出したり、シルクから火を出したり
・シルクを手の中に入れると消える
・テンペスト前に入れ替わりでビリヤードボールマニピュレーション。
・4本の腕を出して、それぞれ一個ずつ球を持ちアピールしてるところが好き。
・全部で八個出し、途中ばらけながら、重なってボールをひとつの手の中に入れて消す。
・重なって新聞紙の復活(これは新聞紙を破ってるときにいかにお客さんを飽きさせないかがポイントになるんですが、この手順はいいですねw)
・魔法の塩をかけると破った新聞紙が、新聞紙柄のシルクに。
・シルクの裏からボールがでてきて、ゾンビボール。マルコ・テンペスト主導で。
・途中ばらけたりエグザイルダンスしたりしながらゾンビボール。(コンビだとボールの動きのパントマイムも分かりやすくていいかも)
・最後はコティーがボールを取り上げてフィニッシュ。

Marco Tempest | Japan Official Web Site

ピーター・マービー、カードマニピュレーション

peter marvey on world's greatest magic



スイスのマジシャン、ピーター・マービー(十数年前まではピーター・マーベイと紹介されてたようなw)のグラスとカードのマニピュレーション手順です。
一昨年の2007年はTBSでやたらプッシュして日本公演をテレビで宣伝してたので、名前だけは知ってる方も多いと思います。(残念ながら番組の評判がよくなかったんで後が続きませんでしたが)
見れば分かるとおり、彼はちゃんとしたマジックもできる、れっきとしたステージマジシャンです。

この演技は10代の頃から手順変わらずに演じている、もう鉄板演技ですね。
クネクネした動きで完璧なカードマニピュレーションを演じてます。一枚出しや投げ消しもきれいですね。やっぱりマニピュレーションが上手くないと、その後世界的なマジシャンになるなんてできませんね。


手順
・袖なし衣装(これだけでマニアックw)で両手の平をあらため
・両手からシルク一枚出し、何枚も
・シルクまとめて中からジュース入りのグラス出す
・グラス投げ消し、出現
・ストロー刺す
・緑シルク出してジュースに被せカラチェン、黄色→赤→緑
・指の間でグラス増やす、1→4
・4つのグラスにシルク被せて全消し(グラス手順で以前テレビで見たときはジュース飲むしぐさがあったような)
・カードマニピュレーション
・一枚出しから両手の間をカードが飛んで移動するという手順を何パターンかで繰り返し
・腕を広げて間をカード飛ばし(ここが好き)
・ミリオンファン、木の葉で一枚出し
・ファンをシルクに変えてジャンボカード出す
・ジャンボカードで一枚出し。(内田貴光のジャンボカード一枚出しとは違った手法で、こっちもすごい)
・マンモスファン出して、でかい布に変える
・布の裏からカードキャッスル出現してフィニッシュ

レイモンド・クロエ、タンゴ調のビリヤードボールマニピュレーション

Raymond Crowe 8 Ball Tango 1996



レイモンド・クロエ氏のビリヤードボールマニピュレーションの動画です。彼は影絵のアーティストとしてレクチャービデオをいくつも出すほど有名みたいですね。YouTubeでも影絵動画の視聴数はとんでもないことになってましたし。そのおかげか、地味な四つ玉マジックの動画も結構な視聴数になってます。

このビリヤードボール手順は、難しいことはやってませんが技術の基礎の基礎を徹底的に磨いて、更に演者の舞台センスがあって初めてできる演技です。四つ玉をビリヤードボールそのままに見立てるのも簡単なようで難しい。タンゴの陽気なリズムでボールマジックの不自然さを打ち消してますね。
CDマニピュレーションのハン・ソルヒもですが、マニピュレーションのような単調なマジックの演者にはお客さんを一体にさせるようなリズム感が非常に重要に感じます。


手順
・ビリヤード台のパントマイム
・三角の輪とキューを取り、キューを持って打とうとするといつの間にか玉が。
・キューの上に玉を乗せてバランス
・三角の輪を球が通るたびに消えたり出たり。何度か形を変えて繰り返す
・ボール遊び
・カラチェン。三角の輪を通り、白→赤→白
・右から左へ球が両腕貫通、分裂
・タンゴの踊りで一回転すると口にバラの花
・ボール二つでポケットミリオン
・肘貫通などで3個に。
・投げ消し、ポケット貫通、などで4個でアピール
・3個捨て箱に捨てて一個は箱の端に置く。キューを使ってボールポケットに落としてフィニッシュ


公式サイト
__ raymond crowe : : unusualist

SOMA、携帯電話マニピュレーション

SOMA cell-phone manipulation act




ハンガリーのマジシャンSOMA(Hajnóczy Soma)の携帯電話を使ったマニピュレーション手順です。
なかなか豪快な手順で、コメディタッチでもあるのでついつい笑っちゃいますね。
マニピュレーションでオリジナルをやろうとするときに、一番手っ取り早いのは、誰も使ったことのない道具を使うことにあります。見た目が違うから、新しく感じるんですね。手品用に道具を作るのが手間ですが。
この携帯電話のマニピュレーションも、技術やトリックは既存のものを流用しつつ、携帯電話にアレンジされて面白い演技になっています。別に演じられた演技では、トリネタに巨大な携帯電話が出てきて、「大トリにはとにかく巨大で派手なもの」というのが好きな私は有無を言わさず興奮してしまいました。
携帯電話を使ったマニピュレーションというと以前、戸崎拓也くんという若いマジシャンの演技を見たことがあったのですが、それとは違ったアプローチで作られてて、マジシャンの個性を感じます。(お国柄かな?)


手順
・新聞紙の復活(曲を逆再生して演者も巻き戻っているような演出)←こういうちょっとした演出で古典マジックも輝きますよね。
・携帯の電波が繋がらないので公衆電話を使いたい。紙幣しかないのでコインに変えてコイン手順。捨て箱は公衆電話。一枚だしミリオン→コインロールで2→8枚アピール→ジャンボコインをジャンボお札にして終了
・トランクの中の電話が鳴り出して、トランク開けると中から手がでて携帯電話渡す
・携帯電話手順。握り消し→ミリオン→シルク→片手4個アピール→両手4→8個アピール
・携帯電話が鳴り止まずうるさいのでトンカチで壊すと新聞紙になって退場
・トランクが自動でついてきてフィニッシュ

マニピュレーションで消すときや出すときに、煙や紙ふぶきがちくいち出てくるんですが、どうやってやってるんだろう。ああいう演出いいですね。

マジシャン公式サイト
SOMAGIC

別の携帯電話手順
Hajnóczy Soma Csillag Születik

ウラジミール・ダニリン、ついたて裏のイリュージョン

Magician Vladimir Danilins funny act




ロシアのマジシャン、ウラジミール・ダニリンの演技です。イリュージョンというよりジェネラル・マジックというどこにも分類できないマジックですが。
1991年のFISMローザンヌ大会のグランプリ獲得者で、独特の動きでユーモアたっぷりに演じてくれます。ついたての裏で演者がエスカレーターを下っていくように見せたりするのは、パントマイムの王道手順なのですが、それをマジシャンが演じたらこうなる、という演技です。

この映像は私が見た手順とはちょっと違うのですが、私がNHKで昔見たときは、最後に相方の女性を布の中から出してました。下には比較的最近演じられた、また別のときのダニリンの演技の動画を貼り付けておいたんですが、上の映像ではバスケットボールを使っていたのが、下ではサッカーボール、衣装チェンジが下では一回多い分演技も増えている、他にもところどころ演技内容が洗練された様子がある、等と違いが見られ、トップマジシャンの演技の組み方を少し勉強することができます。


手順
・中央に大きなついたて
・ダニリンついたて裏を通ると手に煙草、体を回転させると煙草が増えてく。
・ついたて裏からテーブル出てくる
・ついたて横向きに。ついたてから布出す。布が反応して布の裏に何かある。テーブルに被せるとバスケットボール(下ではサッカーボール)全部で4つ出す
・ついたての上でまた反応。でもボール出てこない。ダニリンついたて裏に沈んでいってボール取ってくる。
・ダニリンついたて裏に沈む。逆から白いシルクハット衣装のダニリン出てくる。
・黒ハットと白ハットの軽快な動き
・(下ではついたての上手端から探検家風衣装のダニリンが上ってくる。ポリスバッチつけて警官風。布使って人体浮遊して沈んでいく。)
・アラブの紳士風衣装のダニリンが上がってくる。(上では白い衣装。下では赤い衣装)
・ついたての前で人体浮遊。
・カード手順(ミリオンファン、長いあらため、ミリオンカードで一枚出し)
・一枚出ししながら沈んでいき、ついたてごと退場。
・ついたてが登場してきて、中からダニリンと司会が出てくる。

以前見たFISMの演技では最後に人体出現がトリだったような。

Vladimir Danilin

リュー・チェン、ダヴプロダクション

Perfect Magic Show - Liu Qian



台湾のマジシャン、リュー・チェン(劉謙・Liu chen)のダヴプロ手順です。(最近日本で活躍するまでリューケンと読んでた・・・)
昨年末から、日本の地上波テレビ番組で冠特番を何度かやってるので、知ってる方は多いでしょう。誰でもピカソなんかにも出てますね。母国台湾ではテレビ等で活躍しています。
このダヴ手順は彼の十八番なようで何度も演じているのですが、何度見ても素晴らしい。東洋的な雰囲気で個性が感じられます。


手順
・横笛を吹いて登場
・笛に火をつけて火から赤シルク出す。
・赤シルクから扇子だし、扇子分裂
・扇子一つ捨てて、鳩出し
・ケーン持って、赤シルク絡めて、ケーンを黒から赤へカラチェン
・赤ケーンから赤い色を抜き出して、赤い鳩にする。ケーンは白色へ。←ここが好き、きれいな流れです。
・白ケーンを縮めて四つ玉サイズのボールに。
・ボールをシルクに。
・シルクからマジックペンだす。
・捨て箱からボードを取り出し、鳩の絵を描き、鳩の絵から鳩出し。
・その鳩を投げ消してフィニッシュ


リュー・チェンのダブプロのロング手順が投稿されていたので追記します。中国のテレビ局で放送されたマジック・ショーです。前半はほぼ同じですが曲の使い方がちょっと違いますね。シルクtoボール初めて見ましたが、結構効果的な道具でびっくり。インパクトあるなぁ。

刘谦 - 北京欢乐谷

http://www.youtube.com/user/peacepiggy

後半手順
・タバコの煙とボールを離れたシルクを被せたグラスに移す。(シルクtoボール)
・ボールを風船に。風船をふくらませると携帯電話の着信音が。風船を割って携帯出す。
・携帯に出ると鳩の鳴き声が。携帯電話の中から鳩を出す(←ここが好き)
・こっからいつものアイリッシュ音楽に。
・シルク白黒カメレオン、帯シルクにどんどん変えて、骨組みだけの扇子出す。
・骨扇子を赤シルクで巻いて火をつけ、赤扇子に変える
・扇子をシルクにして、鳥かごだして、くもの糸でフィニッシュ

ハン・ソルヒ、CDマニピュレーション

002
削除されました


ハン・ソルヒ

http://jp.youtube.com/user/1681imoann

ハンソルヒ CDマジック‐ニコニコ動画(ββ)

韓国のマジシャン、ハン・ソルヒ(韓雪熙・HanSeolHui・한설희)のCDを使ったマニピュレーションマジックです(名前はソン・ハルヒと間違えやすい・・・)。
昨年秋に地上波で放送された『GOD・HANDS'08』にも出演し抜群の演技を見せてくれたので、知っている方も多いと思います。若くして日本も含めた海外で活躍してるんですねー。UGMの大会でも優勝したそうです。FISM09にもきっと出てくるでしょうから楽しみです。
CDを使ったマニピュレーションもまた以前から多くのマジシャンがやっていますが、彼の演技は一つの集大成という感じがします。
軽快でポップな音楽にあわせて、体でリズムを刻みながら次々とCDを出していく手順は、CDという道具とマッチしていていつまで見ていても飽きることはありません。曲名はHOUSE RULEZの『Do It!』です。
個人的には、最後の終わり方があっさりしすぎてるのではないかと思いますが。(最初に消したヘッドホンを出すとか、巨大CDを出すとかトリネタでもっとまとめることができたろうにと思います。)


手順
・袖から登場、曲が音ずれ、ヘッドホン消す、曲元に。
・リュックからCD取り出し、投げ消し、改め、出現×2
・CDカラチェン、白→青→黄→緑→赤→白
・一枚ずつ出して一気に4枚へ。
・4枚消し、2枚だし、指で回転させあらため
・2枚飛ばし、4枚アピール
・曲チェンして、12cmCDから8cmCDへ変化、握り消し
・CDの大きさ変化の連続、8cmCD吹き消し
・あらため、一枚出し、ケースの中に入る
・ケースから出したCD元に戻る。蓋をあけたら紙ふぶきになって消える
・CD出てきてケースに入ったり出たり、赤いCDになって消える
・曲元に戻る。一枚取り出し消したりしてあらため、分裂、両手で一枚だしミリオン(何枚も出てくること)
・カラチェンして青・緑・オレンジ出てきて6枚アピール
・8cmCDのローリングで2→6、2→8、2→カラーにして10枚
・12cmCDで木の葉出し、
・CDミリオン、ケース入り一枚出す、曲ピタまで溜めて、蓋あけてCD消してフィニッシュ


ハン・ソルヒ公式ダイアリ

マジック・アンリミテッド、フライング・ボックス

Flying Box illusion **Gravity box**



マジック・アンリミテッドというイリュージョン集団によるフライング・ボックスという題の演目です。
イリュージョンとは大掛かりな道具を使ったマジックの総称で、マジックの花形といえます。
大掛かりだからこそ不思議さは増していきます。
あと演者がマジックの合間にダンスを行うことが多いのも特徴ですねw
フライング・ボックスの演技は私はYOUTUBEで初めて見ました。是非、生で観たくなりました。
不思議ですねー。どうやって浮くのでしょう。
マジック・アンリミテッドは、オスカー、レンザの男性二人に、女性のマーラが加わった3人組です。Magic Unlimited - (Oscar,Renza & Mara) 。フライング・ボックスは彼らのオリジナルということで、よくこんなマジックを思いついたなぁとつくづくマジシャンの発想力の凄さに感心します。
空中浮遊のマジックは、もちろん昔からいろいろなマジシャンが開発、アレンジし、演じてますけど、箱を浮かせるという発想は確かに奇抜で、見た目のインパクトも強いですよね。


手順
・台座の上に巨大な箱中央。
・2人の演者が出てきてトランク使って、重くなったり軽くなったりするパントマイム。
・箱が重力に逆らって動く。
・一人が箱を後ろから持ち上げるが、箱はゆらゆら動いたまま。
・持ち上げたままの箱の中から女性が顔を出す。重力に逆らったような不思議な光景。
・もう一人が指一本で箱を支える。45度以上左右に傾く
・女性箱の中に隠れる
・箱を逆さまにする。中の女性が落ちそうになる←ここが好き
・箱を元に戻す。箱が浮き上がろうとするのを押さえる。
・箱の蓋を開ける。女性だけが浮かび上がってくる。←ここが好き
・男性が捕まえてポーズ決めてフィニッシュ。

グレッグ・フリューイン、ダヴプロダクション

Greg Frewin - Fism 1994 - Acto con palomas




これはNHKで放送されたFISM1994横浜大会の映像ですね。カットが多いのが残念です。
グレッグのダヴ手順はスピーディーなのが魅力です。こんなものから鳩を出すの!?と驚かされます。
普通の手品用の銀バトは白なんですが、色付き鳩を見たのがグレッグが初めてでびっくりしました。

ジャグリングを用いて鳩を出すのもグレッグならでは、だったんですが手順か映像からカットされてるのが残念です。またどこかで見てください。
最近はジャグリングとマジックの融合も珍しくなりましたが、当時見たときは本当驚かされました。


手順
・パチンコでボールを飛ばすと、ボールが黄色鳩に変わる
・洗剤をラケットにかけ、ラケットを振ると、飛沫が緑鳩に変わる。
・ロープを取り出し、結び目をつくり、別のロープへ結び目移動
・結び目を取り、投げると緑鳩に変わる
・ピンクの帯シルクをコップに入れ底に火をつけると、スケスケの網シルクに変わる
・スケスケの網シルクから黄鳩が出てくる
・鳩が卵を産み、足元に転がる。
・卵を足で踏みつけると、足から鳩が出てくる。(ここが一番好きです。)
・ケーン(長いステッキ)がピンクの帯シルクに。
・背中のベルトにハンガーをかけ、上着を脱いでフィニッシュ。
(フル手順では、ここから3個のボールをジャグリングをしながら、3個のボールを次々と鳩に変えていく)

フル手順が投稿されてたので追記しときます。多分アメリカの「ワールド・グレイテスト・マジック(TheWorldGreatestMagic)」という番組のものと思います。ジャグリングもスピーディーでかっこいいです。
Greg Frewin

http://www.youtube.com/user/hirowizard

ノベール・フェレ、ビリヤードボールマニピュレーション

Norbert Ferre Magic on Stage




FISM2003でグランプリを獲得したノベール・フェレさんのビリヤードボールのマジックの演技です。
ビリヤードボールといっても、本物のビリヤードの球ではなく、直径3-4cmの指の間に収まる小さめの球です。日本では「シカゴの四つ玉」として知られており、四つ玉とも呼ばれます。
指の間や手の中で玉を増やしたり消したりするマジックで、マニピュレーションの中でもカードに次ぐ人気種目でしょう。FISMの日本人挑戦者は何故か毎回手順の中に四つ玉を入れる人が多いことでも知られます。四つ玉は道具の見立てが利かないので、演出に凝った場合邪魔になると思うんですけどね。その分、技術力とマジシャン本来の地力の演技力が求められます。

ノベール・フェレ(ノーベル・フェレと言う人も)は、ピエロちっくにひょうきんに演じて四つ玉の独創性を出しました。特に指の間で行う四つ玉のジャグリングはすごい!俗にいう投げキャッチはかなり難しいのです。ジャグリングとマジックの融合です。マニピュレーション自体がジャグリング要素を多分に含むのですが。(体ひとつで行うということで)


手順
・前説
・黄色ボール
・増やす
・一個投げ消し
・もう一個捨て箱上でミリオン
・2つ持って二個回しに乗じて、ひとつ黄色から赤へカラチェン
・黄色一つ投げ増やし
・3個片手で3個回し←すごいんです!
・3個ジャグル
・赤・黄の2つでクローキャッチジャグル
・赤一個増やして四個アピール
・肘裏つかってジャグル
・両手でクローキャッチクロス
・捨て箱に3個捨てて赤ひとつを投げ消し
・あらためして出現
・しばらく遊んで、曲ピタで、赤球鼻にもっていき、ピエロきどってフィニッシュ

トパーズ、ロックンロール・マニピュレーション

topas on world's greatest magic




昔はNHKとかでトパーズと訳されていたんですが、最近のNHKの番組では現地語読みでトパスと訳されてました。
このマニピュレーション演技で世界的に有名となり、現在も独創的な手順を作り続けているマジシャンです。
音楽がテーマとなっており、バックミュージックに合わせて、楽器を使ってマニピュレーションします。
この手順は10代のデビュー当時から現在まで演じ続けている手順ですが、何十年も通用する手順っていいですね。(10代の頃はまだこんなにおでこが広がってなかった・・・)
ウォンド(短い棒)を額縁にしてのアピールと、ベルを音楽に合わせてゴーン、ゴーンと鳴らすところが好きです。


手順
・サングラスの消失
・ウォンドの出現
・ウォンドの端の部分を分離したり、くっつけたり
・サングラスの消失
・ウォンドを一本ずつ四本出す
音楽チェンジしっとりとした曲に
・ベルの出現→消失を繰り返す。
・ベルを一個ずつ四個出す(この動画では残念ながらカット)
・大ベル出現
音楽チェンジ元ののりのいい曲に
・大ベルをシルク消し
・大ベルを4つに
・捨て箱ネタ。ハープの飾りにベルがくっつく。
・ギター出現してフィニッシュ。

峰村健二、ギャルソンマニピュレーション

Kenji Minemura - Fism Act




峰村健二さんのFISM2000リスボン大会のマニピュレーション部門で優勝したときの手順です。
レストランのギャルソンという設定で、それに関連した道具を使ってマジックをします。
映像はNHKが放送したものですが、最近のFISM2006は放送なかったんですよね。是非2009の北京大会ではNHKにお金出してもらって日本でも放送してほしいところです。


手順
・チップに火をつけスプーンに
・スプーンの消失・出現の繰り返し
・スプーンをネックレスに変化、スプーンに戻す
・スプーンの柄と皿の分離してくっつける
・塩をスプーンにのせ、シルクに変える
・シルクを使ってスプーンの消失・出現、腕時計に変える
・ナイフ・スプーン・フォークの出現
・スプーンを一本ずつ8本出し
・テーブルに水を撒いて放射状のフラワー出現
・ボトルとお盆を出し、お盆からワイングラスが出てきてフィニッシュ

手順もさることながら、一つのコンセプトに纏め上げて演じきれるのが見事です。
[タグ] 峰村健二 FISM2000

JASON BYRNE、ダヴプロダクション

Magic Show - JASON BYRNE




JASON BYRNEによるダヴプロダクションのマジックです。
ランス・バートンのゆったりとした演技と違って、テンポが速く現象が次から次へと起こります。
鳩出しの演者は、どんなものから鳩を出すかでオリジナリティを出そうとするのですが、彼もいろんなものから鳩を出してます。
またこの手順はJASONのキリッとした歯切れのいい演技もあいなって、見ていて気持ちがいいです。

内田貴光、カードマニピュレーション

Big card manipulation FISM




カードマジックというと、普通はお客さんを前にして引いたカードを当てたりといった観客との距離が近いクロースアップ・マジックを思い浮かべる人が多いと思いますが、このブログはステージ専門ですので、カードマジックといったらマニピュレーションの演技のことを指します。
マニピュレーションとは、道具に種があるわけでなく、手先の器用さで不思議な現象を起こすマジックのことで、スライハンドや手練技とも言います。(正確にはクロースアップの中にもマニピュレーションはあります)
カード・マニピュレーションはダヴプロと同じく人気演目です。
この内田貴光さんの演技は、FISM94横浜大会のときのものです。普通のカード、ジャンボカード(大きいカード)、マンモスカード(特大のカード)と3種類のカードを自在に操って、絶賛を浴び、FISMマニピュレーション部門でグランプリを獲得しました。(ジャンボカード、マンモスカードという呼び名は私の周りだけのローカル呼び名かもしれません・・・)
ジャンボカードを扱った演技は過去にいくつも先人がいましたが、マンモスカードをこれほど上手に扱ったのは内田貴光さんが初めてです。マジックとは常にオリジナリティが重要視されるのです。

ティナ・レナート、掃除婦の恋

The Best Of Magic: Tina Lenert




この演技は何度見ても色あせない素敵なマジックです。
くたびれた掃除婦が愛用のモップの手によって素敵なレディへと変身するシンデレラストーリー。
でも最後はちょっぴり切なくなってしまいます。
彼女はもう何十年とこの手順を演じてますが、まったく衰えてませんね。最近もおととしの夏に日本でゲスト公演しましたが、素敵でした。
ステージマジックをする人なら、いつまでも演じ続けられる手順の一つでも持ちたいと誰もが思ってると思います。

ランスバートン・ダヴプロダクションアクト

Lance Burton Fism Act




マジシャンにつき物の鳩出しのマジックです。
定番中の定番なので昔から人気がありますね。
世界中のマジシャンが鳩出しを演じますが、その中でも最も定評があるのがランス・バートンの演技です。
クラシック音楽に乗せた優雅な振る舞いは気品があり、誰もが魅了されます。
彼はこのダヴマジックで、マジック界のオリンピックであるFISM82スイスローザンヌ大会でグランプリを獲得しました。この受賞がきっかけとなり、今ではラスベガスで個人シアターを持つほどの偉大なマジシャンになったのです。
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リュー・チェンの鳩出しのエントリにフル手順動画を追記(09/02/16)
グレッグ・フリューインの鳩出しのエントリにフル手順動画を追記。(09/02/14)

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